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「関係性」ってなんだろう。

古武道の探求から導き出された「日野理論」は、現在ではボーダーを超えて様々な分野で応用されています。

ダンスや医療の世界からも注目される「日野理論」って?

ここでは日野理論のキーワードの一つ、「関係性」にフォーカスします。

日野晃先生は、長年の古武道の探索・合理的な身体運動の追及の中で、人と人との「関係性」に着目し・深化させてこられました。世界的コレオグラファー、ウィリアム・フォーサイスからのワークショップ招聘がきっかけで、現在では世界中のバレエ団からもワークショップのオファーが届いています(フォーサイスとの出会いの様子は著書「ウィリアム・フォーサイス、武道家・日野晃に出会う」に描かれています)。

 

近年は医療関係者からの注目も集まり、医療従事者向けの「明鏡塾」も行われています。

 

⇒ 明鏡塾 公式サイト

 

 「関係性」は命のやりとりをする武道において切実な問題として現れてくるものですが、人が生きる上での普遍的な働きであり、他の分野においても・また日常生活での人間関係でも基礎となるものです。

 

現代は教育・演劇理論からビジネススキルに至るまで様々なハウツーや方法論があふれているものの、私たち自身がその知識を「本当にできる」ようにしていく必然性がなければ、頭を満足させるだけで終わったり、いかにも嘘くさい、ひとりよがりの表現や言動に終始してしまいます。

 

それを「本当にできる」ようにしていくための入り口・キーワードが「関係性」であり「感じる」なのです。

 

ワークショップでは合理的な身体の働きを知り、これまでの思い込みの枠組に気付いていき、それらを工夫して取り除いていける自分を作り上げていきます。

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